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2021.2.20
車のフロアマットの洗い方!掃除のポイントを解説
車内清掃と合わせてやりたいのがフロアマットの掃除です。それなりに気を使っていたとしても足元は多少汚れてしまうものです。フロアマットは泥や水滴、お菓子の食べかすなどが付着しやすいので定期的な掃除が必要です。汚れが目立たないようになっている分、長く放置しておけば目に見えない雑菌や匂いが車内に充満してしまいます。
フロアマットは自宅でも簡単に洗えるものです。今回ご紹介するフロアマットの洗い方を実践して、綺麗な車内を保てるようにしてください。
「掃除する必要あるの?綺麗に見えるけど。」と思った方もいるかもしれません。靴がいつも触れている場所ですが、あまり汚れていないようにも見えます。これは車のフロアマットが汚れが目立ちにくい形状になっているからです。
車のフロアマットは家庭のマットと比べて毛足が固く長いのが特徴です。そのため汚れが付着すると奥に入り込んで見えにくくします。元々フロアマットは車本体を泥や水などから守るためのものなので、防水性・防汚性・遮音性に優れた特別なマットです。目立ちにくくなりますが汚れがなくなるわけではありません。汚れはフロアマットに蓄積しカビや細菌を増殖させてしまいます。これが車の嫌な匂いの元となり、運転手や同乗者に不快な思いをさせることになります。
乗る人の健康を守るためにも、少なくとも月に1回は掃除するようにしましょう。
フロアマットは分厚く乾きにくいので、なるべくよく晴れた日の午前中から始めましょう。フロアマットは洗った後にしっかり乾かさないと意味がありません。いくら一生懸命洗っても生乾きだと雑菌の温床となり逆効果になってしまいます。車を使う予定がない日を狙って、焦らず充分過ぎるくらいに乾燥させる時間を確保しましょう。
「面倒だから洗濯乾燥機で済ませてしまおう。」という考えがあるなら今すぐにストップしてください。フロアマットは砂や泥で非常に汚れているので、自宅の洗濯乾燥機にかけてしまうと洗濯乾燥機が使い物にならなくなってしまいます。もちろんですがコインランドリーもNGです。他の人も使う公共の施設なので控えましょう。
ガソリンスタンドにはフロアマット洗浄機が設置されています。料金を入れてフロアマットを洗浄機に入れるだけで掃除も乾燥もやってくれます。ただし生乾きの場合もあるので、使い終わった後もしばらくは乾燥させて置いた方が良いです。
まずは日光に当ててフロアマットを乾燥させます。フロアマットを乾燥させることで泥が乾いて落としやすくなります。また紫外線を当てることでダニや細菌を死滅させることができます。乾燥させてから掃除をした方が汚れを落としやすくなるので大事なポイントです。時間がない場合は天日干しをやるだけでも効果があります。
フロアマットを縦に持って叩き、ホコリやゴミを浮かせます。布団叩きや専用ブラシを使うとしっかりホコリを払えます。この時ブワッとホコリが舞うので洗濯物などにかからないように注意してください。ホコリを舞い上がらせたくない場合は車内専用の掃除機を使う手もあります。周りをしっかり注意して行うようにしてください。
次に掃除機でフロアマットの表面のホコリを吸い取っていきます。これだけでも見た目はかなり綺麗になります。ただ、フロアマットは毛足が固く長いので、掃除機だけですべての汚れを落とし切ることはできません。泥汚れやカビ、雑菌までしっかり綺麗にしたいのであれば水洗いも欠かさず行いましょう。
洗剤を使う前に軽く水で洗い流します。次に中性洗剤を少量かけてブラシでゴシゴシ洗っていきます。中性洗剤は食器用洗剤で構いません。洗剤は水かぬるま湯で10倍程度に薄めて使ってください。大量にかけてしまうと泡がいつまでも消えなくなってしまいます。
泡が茶色いうちは汚れている証拠なので白くなるまでしっかり洗いましょう。なお縁の部分は繊維がほどけやすいので繊維に沿って優しく洗うようにしてください。汚れを落としきったら水でしっかりすすぎます。洗剤が残ってしまうとシミの原因になります。
すすぐ際に高圧洗浄機を使うと便利です。縁から縁まで押し出すように使うと汚れをしっかり落とすことができます。
ちなみに、洗い流す前に柔軟剤をかけると抗菌や香り付けになります。香りが強すぎると不快に感じる人もいるので、全体にサッとかけたら時間を置かずに洗い流すようにしましょう。
水洗いが終わったら衣類の選択と同じように乾かしていきます。最初の15分程度はフロアマットをななめにかけておきます。こうすることで、水の出口は集中し水を切りやすくなります。フロアマットは完全乾燥が基本なのでよく水を切っておけば乾燥が楽になります。
実はここが最も大事なステップです。洗ったフロアマットはベランダや庭などでしっかり干しましょう。太陽の光がフロアマット全体に当たるように地面に並べて乾燥させます。生乾きのまま車内に戻してしまうとカビや雑菌が発生し悪臭の原因になるので気をつけてください。手で触って、奥までしっかり乾いているか確認してから戻します。どうしても完全乾燥ができない場合は走りながらエアコンをかけて、吹き出しを足元に設定して乾かしましょう。
フロアマットのサイズや厚みによっては夏場でも1日干さないと乾燥しきれないこともあります。フロアマットの洗浄はできるだけ午前中に行い、長時間乾燥することを前提に取り組むようにしてください。なお、天日干しをするだけでもダニや雑菌の繁殖を抑えられるので、面倒な方は天日干しだけでもやってみてください。
フロアマットは置き方にも注意してください。アクセルやブレーキにかかっていないか、しっかり固定されているか確認してください。フロアマットがうまく固定されていないとアクセルやブレーキに引っかかる恐れがあり大変危険です。
フロアマットを掃除すると自ずと気になってくるのがシートやハンドルなど車内の清掃です。こちらについては別の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
フロアマット以外にも車内や車外を徹底的に掃除したいのであれば、自動車修理工場や自動車板金塗装会社などのプロに任せてみましょう。清掃だけでなく除菌抗菌処理を行ってくれるところもあるのでおすすめです。なお、いくら掃除してもフロアマットが綺麗にならない場合は交換も検討しましょう。ぜひ、今度の週末にフロアマット掃除にチャレンジしてみてください。
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