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2025.2.22
エンジンオイル交換の最適なタイミングとは?
エンジンオイルは、エンジン内部の摩擦を減らし、部品の冷却や清掃を行う重要な役割を果たしています。
エンジンオイルが劣化すると、エンジンの性能が低下し、最悪の場合、エンジン故障を引き起こすこともあります。エンジンオイルを適切なタイミングで交換することが、車の長寿命化と性能維持に繋がります。
最も基本的な交換タイミングは、車両の取扱説明書に記載されている推奨交換距離や期間です。通常、以下のような基準があります。
距離:
一般的には、3,000~5,000 kmごとの交換が推奨されています。エンジンの種類やオイルの品質によって異なるため、車種に応じた交換目安を確認することが重要です。
期間:
走行距離に関係なく、年に1回の交換を推奨するメーカーもあります。特に車をあまり使用しない場合でも、オイルが劣化することがあるため、期間も考慮に入れて交換します。
また、ロングライフオイル等の長期間使用できるものもありますが、あくまで劣化しにくいというだけで長期間同じオイルを使用することに変わりはありません。(てんぷら油などを思い浮かべてみると良いかもしれませんね)
運転の環境や習慣によって、エンジンオイルの消耗スピードが異なります。過酷な運転環境では、オイルの交換頻度を早める必要があります。
過酷な運転環境
渋滞や短距離運転が多い:
頻繁にエンジンをオンオフするため、オイルの劣化が早く進みます。
高温や低温の地域を走行する:
気温が高いまたは低い場所では、エンジンオイルの性能が低下しやすく、交換が早く必要です。
山道や急加速を多く行う:
エンジンに負荷をかける運転が多いと、オイルの劣化が早くなります。
このような場合は、車両メーカーの推奨交換距離よりも早めにエンジンオイルを交換することを検討します。
エンジンオイルが汚れていたり、劣化していたりすると、エンジンの性能が低下します。定期的にオイルの状態を確認して、交換時期を判断することが重要です。
色と粘度:
新しいエンジンオイルは透明か淡い黄色ですが、劣化すると黒く濁ります。
オイルを点検する際には、ディップスティックを使ってオイルの色と粘度を確認しましょう。
臭い:
焦げ臭い匂いがする場合、オイルが過熱しているサインです。この場合もオイル交換が必要です。
異音や振動:
エンジンの異音や振動が増加した場合、オイルの劣化が原因の可能性があるため、早めにオイル交換を検討しましょう。
エンジンオイルが劣化すると、エンジンの動きが悪くなり、以下のようなサインが出ることがあります。
エンジンがかかりにくくなる:
オイルの粘度が低くなると、エンジン内部の潤滑が不十分になり、エンジンがかかりにくくなることがあります。
エンジン音が大きくなる:
オイルの劣化によりエンジン内部の摩擦が増えると、エンジン音が大きくなることがあります。
オイル漏れが発生する:
オイルが古くなると、密閉性が低下し、オイル漏れが起きやすくなります。
これらの症状を感じたら、早急にオイル交換を行い、必要であればエンジン点検を行いましょう。
エンジンオイルは正しい種類を使うことが重要です。オイルの種類や品質を確認するために、信頼できる整備工場でオイル交換を行いましょう。また、ディーラーや専門店での交換が推奨されます。
エンジン性能の良い状態とはどのような状態でしょうか?
「オイル交換をしたから急に性能が良くなった!」ということは、はたして良いことでしょうか?
それは風邪をひいている人が解熱剤や咳止めの薬を飲んで「体調が良くなった!」と言うのと同じことなんです。もともとの体調が悪いことに注目しないといけませんよね。
エンジン性能を引き出すという意味では、オイル交換の前後で車の状態が変わらないということが理想です。
エンジンオイルを交換した後でも同様の性能を発揮しているということは、常に車の性能を一番発揮していると言えるのではないでしょうか。
オイルの状態を定期的にチェックし、異音やエンジンの調子が悪くなった場合はすぐに交換を検討しましょう。
エンジンオイルを適切に交換することで、エンジンの寿命を延ばし、車の性能を維持できます。
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